「Shadow Play」のベータ版がリリース。文字通り「影」になれるか。&使い方、導入、雑感。 

ShadowPlay22.jpg
はろー 今日はGeforce Experienceに搭載されるという前々から
情報が出ていた新機能「Shadow Play」対応のドライバ
GeForce 331.65 Driver」がリリースされたのでご紹介。

「Shadow Play」ってなに?

10月19日、GTX780Tiとともに突如発表されたShadow Play。
簡単に言えば、録画ソフト。キャプチャソフトだ。
だがこの「Shadow Play」はただのキャプチャソフトではない。

皆さんはスーパープレイや面白いプレイを録画ミスしたことはないだろうか?
あと少しの時間撮っていればあのキルが撮影できたのに!とか
ファイルサイズを気にして録画ソフトを切った瞬間、レアなシーンが訪れたりなど。
僕はよくある。僕はただ撮影できてないだけで普段はとてつもないキルをしているのだ。お見せできないのが残念だ。かーっ!!残念だなーっ!!!

・・・とそんな僕の首を仕留めに来たのがこの「Shadow Play」
Shadow PlayはGTX6**、7**、Titan、つまりKepler世代以降のグラフィックカードに
搭載されたH.264エンコーダーを使い、常時録画をするソフト。

え?常時録画?そんなの重いに決まってんだろ。
と思われるかもしれないが、心配ご無用。
そここそがこの「Shadow Play」の最大の強みなのだ。
前述した内蔵のH.264エンコーダーを使用することによってCPUやその他にかかる負担を最大限減らす。
それによりPCへの負荷は最低限に抑えられる。そしてその名の通り、「」のように存在を見せずに裏で常時録画が可能なのだ。プレイヤーは録画していることさえも、録画をすることさえも考える必要がない。
ただ気に入ったプレイや場面が訪れた時にキーを一つ押すだけで、それまで録画していたものがファイルとして出力されるのである。

・・・というのがNvidiaの主張。
そう言われても正直言って、はい、そうですか。と素直に受け入れられるわけがない。
だってこれまでBandicamやFrapsなどの録画ソフトを使ってゲームを録画すると多少なりに影響があったものだ。
それを常時?まさか・・・。
と疑心暗鬼になりつつ、「Shadow Play」の機能を搭載した新ドライバ「GeForce 331.65 Driver」と「Geforce Experience 1.7.0.0」と「Shadow Play Beta」がリリースされる今日、28日を心待ちにしていたのである。

そしてついに、今日、つい先程「GeForce 331.65 Driver」がリリースされ、だれでもDLが可能になった。
英語版だけではなく、インターナショナル版も用意されており、Shadow Playも日本語化されている
(Nvidia独特の少々怪しい言い回しがあるが、意味はある程度理解できるので我慢。)


ここでダウンロード、インストール手順を簡単ではあるが説明していく。



 まず最初に自分の環境でShadow Playが使用できるかどうか確認しよう。
 Shadow Playが利用できる条件を下に記しておくので、確認してほしい。
 一番重要となるのが「グラフィックカード」である
 必要なグラフィックカードは「GTX600~700、もしくはTitan」である。
 単純にGTX600以降であれば構わない。
 が、デスクトップ向けのグラフィックカードに限定されるため、GTX6**mなどは対象外となっている。
 
 ここからは必須条件かは確認していないので分からないが
 必要条件として記されているので、これを下回る場合は覚悟しておいたほうがいいかもしれない。

 ・Intel Core i3-2100 3.10Ghz またはAMD Athlon II X4 630 2.8Ghz CPU 以上
 ・システムRAM 4GB以上 (メインメモリ)
 ・Windows 7 または Windows 8
 ・Geforce 331.43 以降のドライバ


 とのことだ。CPUやメモリなどはゲームをする以上、おそらくこれぐらいはクリアされている方が
 多いと思うがグラフィックカードにおいては最新世代、旧世代とはいえ前世代が条件と
 なかなか厳しいものになっている。
 OSは7と8のみ対応となっている
 下に貼ったドライバもVista/7/8対応のものなので
 XPの方はShadow Playを使用出来ないことを踏まえて
 XP用のドライバをインストールしてほしい。

shadowplayspec.jpg
Geforce Experience 内に記載された必要条件。



 自分のPCにShadow Playが対応していることを確認したら今度はDLとインストールを行っていく。
 今回DLするのは、「GeForce 331.65 Driver」だ。



GeForce 331.65 Driver (Windows7/Vista/8用) < http://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/68823/jp >



 上記URLより日本語版(インターナショナル版)のドライバがダウンロードできる。
 またこの中にGeforce Experience 1.7.0.0やShadow Play Betaなども同梱されている。
 予め言っておくが、ドライバ自体はWHQL認証を受けた正式版なので特に不安はいらないと思うが
 Geforce Experience やShadow PlayはBeta版となっているため、自己責任で使用してほしい。


 DLが終わったら、「331.65-desktop-win8-win7-winvista-64bit-international-whql.exe」
 というファイルができているはずだ。
 間違いがないことを確認したら普段通り、指示通り進めていけばインストールは無事に終わるはず。
 ドライバのインストールを行うのでインストール中にモニタが点滅したりするが
 正常動作なので気にしなくてOK。

BXqbkhXCIAEYHN9.jpg

 インストール中、上記の様な「Geforce Shadow Playですべての勝利ををキャプチャー」という文字
 がかかれた画面が出てくるはずだ。それが正しいドライバで、Shadow Playをインストールできている証。
 安心してインストールを続けよう。


 インストールが終わったら、試したい気持ちは山々だろうがとりあえず再起動をすることをおすすめする。
 今回のドライバで再起動を促されることはないが、ドライバという脆い部分を弄っているわけなので
 念には念を入れよう。また、当方ではShadow Playを含む
 Geforce Experienceが再起動するまで正常に動作しなかった。



再起動が終わったらついにShadow Playとのご対面だ。
Geforce Experienceを起動しよう。
右上に「Shadow Play」という表示があるが、とりあえずそこは無視して
 
基本設定を押して

Shadowconfig1.jpg

 
基本設定内のShadow Playを押してみよう。

Shadowconfig2.jpg


そうすると、設定画面が開く。
この部分の設定画面について先に説明しよう

設定項目「外観」について
この設定項目では、Shadow Playのインジケーターの表示位置を設定、またはOFFにすることができる。
Shadow PlayはFPS表示は行わない。その代わり、インジケーターというものが表示され
現在の録画状況を確認することが可能。
好きな位置に設定して構わない。

設定項目「エクスポート」について
エクスポートはその名の通り、ファイルをエクスポートする場所だ。
基本的にこれも好きな位置にして構わないが
Shadow Playの特性上、容量を存分に使えるHDDもしくはSSDをおすすめする。

設定項目「キーボード」について
この項目はいわゆるホットキーを設定する場所。
「手動記録 オン/オフに切り替え、保存します。」は普通のキャプチャソフトと同じと考えていい。
押した瞬間から録画が開始され、次に押した時に録画が終了する。
ちなみに時間は無制限。

「シャドウ記録を保存します」はShadow Playが自動的に保存し続けているファイルを出力し
その時点で保存するもの。録画時間は設定により変更できるが1~10分まで。
使い方としては、普段普通にプレイして、今のシーンを保存したい!と思った時に「シャドウ記録を保存します」
に設定しておいたホットキーをポチッと押すだけ。
それだけで先ほど設定したエキスポートフォルダに出力される。


それでは次に、Shadow Playの画面を開こう。
Geforce Experienceの右上に「Shadow Play」と書かれたボタンがあるはずだ。押してみよう。

shadowplaybottun.jpg


すると、このような画面が開く。これが「Shadow Play」の画面となる。

ShadowPlay22.jpg



画面左から、設定項目について説明していく。

まずいちばん左のスイッチのようなもの。
これがONになっている間、マニュアルモードもシャドウモードも(後で説明)ShadowPlayは動作する。
逆にOFFにすると一切動作しない。


次に一番左のモード。
モードは3種類ある。

1つは「シャドウ&手動」。
狙ったかのような語感の良さ。口に出したくなるね!
このモードはシャドウモードとマニュアルモードを使用できる。

2つ目は「シャドウモード」。
シャドウモードをONにしておくとシャドウモード(自動で1~10分を記録し、指定された時のみ切り出す)
のみがONになる。

3つ目は「マニュアルモード」。
マニュアルモードは手動で録画する時のみ動作するモード。
これをONにしておくと普通のキャプチャソフトのように使えるだろう。


左から二番目の「シャドウ時間」
これはシャドウモードの保存時間を設定できる。
基本的に10分でいいとは思うが、HDDに余裕がない、エンコードや編集をせずにそのままあげたい
なるべく容量を抑えたい、ダイジェストを簡単に作りたい、
そういった時はこれを1~10分の間で短めに設定するといいだろう。
また、時間の横に書かれている数字は推定ファイル容量。
クオリティ設定なども考慮の上表示されるため、ある程度正確なので、参考にするといい。


続いて左から三番目の「クオリティ」
「低」「中」「高」で設定が可能で、画質の良さに影響がある。
負荷を気にするなら低に、バランスをとるなら中に、画質重視なら高に
設定するといいだろう。


最後に左から四番目の「オーディオ」
ゲーム内音声を録音するかしないか設定が可能だ。


また、上部に「H264使用中60FPSの1080p」とあるが
fps値の変更や解像度の設定はできない模様。
ここについてはいまいちわかりません。分かり次第追記します。




以上で基本的な説明は終了。
あとはゲームを起動後、ホットキーを押せば、エキスポートフォルダに自動的に出力される。



雑感

少しだけ使ってみましたが、一言でいうと軽いです。
まさに影。思いついた時にホットキーを押せば録画していたファイルが出力されるのは新鮮です。
BandicamやFrapsやロイロゲームレコーダーなどと比較してもかなり軽く感じます。
画質に関しては他ソフトの最高設定にはやや劣るような気がしますが
それでも60fps+1080pなので文句はないでしょう。

現在、各種ゲームとゲームレコーダーにてベンチマークを行っているので
それをまとめた表を今後ここに載せる事ができると思います。
それで微妙な結果だったらださい笑のであまり大声では言いませんが
軽さ以上に「シャドウモード」がとても新鮮で新しいものと感じましたね。
シャドウモードも重くないからこそ活きるものでしょう。素敵です。

少し使用へのハードルがスペック面やベータ版ということで高く感じますが
それでも魅力的です。
この機能はもちろん全て無料で使えるので、GTX6**以降のグラフィックカードを使用されている方で
気になっている方がいらっしゃったら使ってみてはいかがでしょうか。
ロゴもなし、時間制限もマニュアルモードならなし
なので有料の録画ソフトを買うことも今後減るかもしれませんね。




Q&A

人からもらった質問を書いておきます。最後の方は悲しい自問自答。


Q.Shadow Playってなんで軽いの?

A.GTX600以降に搭載された「H.264エンコーダー」を
 使用しているためだと思われます。
 それによりCPUなどの負担を減らし、ゲームへの影響を最小限におさえている?



Q.Shadow Playで録画できるゲームの条件は?Geforce Experienceに対応しているゲームだけ?

A.基本的にD3DとOpenGLのゲームは全て録画できるようです。
 Geforce Experienceに認識されるゲームでなくとも録画が可能です



Q.不具合とかある?

A.少し触っただけなので、はっきりとはわからないですが、特にはない模様。
 ただ、EVGA Precisionのハードウェアモニタリング機能と多少不具合がある様子。VRAM表示がバグります。



Q.マジかよ有料ソフト投げ捨てた

A.軽さを求めるなら有料ソフト投げ捨てるのもあり。
 ただし画質に関しては最高設定でもそれほどでもないので、
 画質優先ならばマニュアルレコードは有料ソフトでも使ってやったほうがいいかもしれない。



Q.なんか使ってて不満とかある?

A.現状ないけどシャドウモードに伴うHDDへの負担とかどうなのかなとは思う。


Q.画質の話してるくせに動画はないんですか

A.WTF 糞回線なめんな





owari.jpg


※各種ベンチマーク結果表、録画動画はまた後日!
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